ビアヘ・デ・ボーダス(ピアソラ作曲)

2月25日、オルケスタ アストロリコの名古屋定期演奏会。このコンサートで、長年参加してくれたビオラの山本愛子さんがアストロリコを卒業した。私が社会人になってすぐにフリープレイヤーとして色々なお仕事をやり始めたときからのお付き合い。アストロリコでは、主にビオラを担当していただいているが、彼女は本来バイオリニスト。いずれにしても「愛子節」とでもいうか、「おだまり!」とでも言われているかのような迫力のある大人の節回しでアストロリコの中低音をささえてくれた。海外ツアーにも一緒に行った。本当に残念だけど、みんな拍手で見送った公演。
門奈さんと山本さんの二重奏で聴く「ビアヘ・デ・ボーダス(新婚旅行)」は絶品!
リハーサルのとき、メンバーみんな釘付けになり鳥肌と涙が一緒に出た。大人の演奏って、こういうのをいうのだ。大人とは実年齢のことではなく、内面の音楽のこと。やたら難しい込み入った音符を演奏するテクニックもそれは、それで素晴らしいが、単純な音しかない音符で人を感動させる、釘付けにさせることは、並大抵ではできないこと。
その達人とも言える、門奈さんと山本さんが「この演奏が最後」と入魂の演奏は、それはもう何と表現すれば良いだろう。
「みんなぁ~~、これが本物の音楽なんだよ~~!」

追記:演奏家は、いつも「これが最後」と思ってやっているものだが、この日は、本当に最後ということが事前にわかっているから、たいへん!
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