タンゴ専門サイト「10 Tango」 開設記念イベント(東京)

★6月4日(木)「セルバンテス文化センター」にて

アルゼンチン発信の世界最大級のタンゴ専門サイト「10 Tango」の日本語開設記念
のイベント(6/3~5)、二日目(6/4)のメインアーティストとして出演しました。
アルゼンチンでは、タンゴ専門のTVチャンネルやラジオがあって、アストロリコはそこ
に毎日のように映像が出ているそうです。なので、自分でいうのもおかしな話ですが
日本国内よりもアルゼンチンでの方が知名度が高い!?
そして、今回のイベントで強く感じたのが、アルゼンチン側からの愛情でした。
東京で開催されるイベントに関西から、わざわざアストロリコを呼び出してくれたことに
感謝。
今回のイベントで出演要請が来たときに、一応、念を押したこと。

「地球の反対側で事情がわからないかもしれないけど、しかも、国土が広いアルゼン
チンから見ると東京と関西って、目と鼻の先に思うかも知れないですが、新幹線と
宿泊経費が人数分、、、アルゼンチンと日本の物価の違い、おわかりですか?」

アルゼンチン側はそれを百も承知で、「アストロリコは重要な存在だから」という
うれしいご指名をいただきました。そして、アストロリコが気持ちよく演奏できる
ようにと、何かと心配りをしてくださった関係者の皆様には、心からお礼を申し
上げます。

4日当日、物事の運びは、実にアルゼンチン的。リハーサルも、本番も、私たちは
流れに身を任せるまま。。。誰が仕切っていて、どうなっているのか、さっぱりわか
らない。。なのに、何故か、すべてスムーズに流れていく、、。まことに不思議
なことです。アルゼンチンでのコンサート、そのまんまでした。
ここは日本だというのに・・・
セルバンテス文化センターはスペイン国営の文化センターです。アストロリコが最初に
海外公演を行ったのは、スペイン・マドリッドにある「アテネオ・デ・マドリ」という所。
ここは、ドン・キホーテの作家セルバンテスの文化協会のようなところで、とても
格式高いところ。その公演が評価されて、1995年のグラナダ国際タンゴフェスティ
バルに史上初の日本代表として招待を受けるに至ったのですが、ここにきて、その
縁のある、この文化センターで演奏できたのも、感動的な出来事です。
http://tokio.cervantes.es/jp/

当日、客席最前列には、アルゼンチン大使館関係の方々(もちろん、大使、公使
ほか政府要人の方々)とセルバンテス文化センターの要人の方々。そして二列目
には、何と言うことでしょう!アルゼンチンからこのイベントに代表として来日されて
いるメインゲスト、ピアノの巨匠ホセ・コランジェロ氏はじめ、その楽団ご一行様の姿がbikkuri01

アルゼンチン大使館の大使閣下とは、何度か面識もあり、私達のタンゴを気に入って
くださっていますし、これまでにも何度も政府関係者の方々の前で演奏する機会は
国内外でもありましたので、今回がはじめてのことではありません。
が、客席で同じタンゴミュージシャンに、しかも、本場の先輩方にじっと聴かれるのは、
ちょっとしたプレッシャー・・・と一瞬汗ばみました。
が、考えてみると、今までにも、私達の演奏を聴くためだけに高齢にもかかわらず
会場まで足を運び、最前列もしくは特等席をに陣取ったマエストロって、、、、、
故エクトル・スタンポーニ、故ウーゴ・バラリス、故アントニオ・アグリ、故カルロス・ガル
シア、故ロベルト・ルフィーノ、レオポルド・フェデリコ、(敬称略)などなど、アルゼンチン
では何度も経験したことだった。。。
(故人が多いですが、伝説的なマエストロばかりで、その方々がご存命中に何とか
出会え、直接交流をもたせてもらったことは宝となりました。)

なのに、なぜ、今更気にするのか?
あのときは、とても楽しかったのに、どこが違うのか?
それは、アルゼンチンがたくさんのお金を使って私達を呼び寄せてくれたという責任感?
日本国内で日本代表として、という勝手なプレッシャーだからだろうか?

ところが、本番が始まると、すっかり楽しくなってしまいました。
その理由として考えられること:
アストロリコのリーダー門奈さんが発する本物のタンゴとそれにすがりつくよう
に必死についていく私たちの演奏するタンゴをアルゼンチンの人たちが、いつものように
「自分達と同じ心で演奏している」
と感じてくれて、すぐにその気持ちを客席から表現してくれたから。

最前列の政府関係者の方々からも、一曲毎に声があがり、熱い拍手をいただいて、
すっかりノセられました。このイベントに参加できて、本当に良かったです。
イベントの様子は↓(写真をクリックすると、写真がいろいろ出ます)
http://www.10tango.com/notas/110233-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%80%81%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

演奏が終わると、楽屋にわざわざ、ホセ・コランジェロさんやバイオリニストのパブロ・
アグリさん(巨匠アントニオ・アグリさんの息子さん)が、賛辞を送りに来てくださいました。
「貴方達の演奏はコラソン(タンゴの魂)がある」って。
故アントニオ・アグリさんとは、グラナダでのアストロリコのメインステージ終了後、わざわざ
巨匠自ら私達に挨拶をしに、楽屋へ来てくださったのが最初の出会いでした。
「あなたはアルゼンチン人かい?」
と興奮気味に私に言ってくださったのは、私にとって最高の賛辞でした。
今回は、息子さんが楽屋にやってきてくださって、縁の不思議を思いました。


このサイトでは、アストロリコの動画も
http://www.10tango.com/notas/14002-astrorico

ファイナルの夜は、私の隣に偶然、ピアニストの青木菜穂子さんとバイオリニストの
会田桃子さんが座られ、短い時間でしたが、楽しいひとときを過ごさせてもらいました笑い。

↓司会をしてくれたアレハンドロ・ラウルナガライ・デ・ウルキーサ氏と
IMG_0707.jpg
↓公演後、インタビューを受ける門奈さん(カメラはアルゼンチンのテレビ局)
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