哀悼 大浦みずきさん 3

大浦みずきさんの最後の公演は、DDとアストロリコが立ち会うことになりました。

公演の中で大浦さんが歌う「バーモス・ニーナ」は、大浦さんが自分自身に言っている
ような気がしてなりませんでした。 詞の中の一部分

「生きて・・・生きて・・・」

あの頃は、まさか本当に命を削っていることになっているなんて、 、、、
あの舞台が最後になるなんて思わなかったし、思いたくもなかったし、、、
でも、同じステージに乗っていたDDもアストロリコ のメンバーもみんな、感じていた
と思います。口に出さなかっただけで。
「生きて、、生きて、、」
彼女自身が自分に言っている、、、、
そして、その舞台、彼女は本当にきれいでした。ステージの演技で客席に背中を
見せるときは、当然、私達の方に顔を向けているわけですが、その表情は極上の
美しさで輝いていました。
キラキラ、、という表現ではなく、神秘的なオーラと艶やかさとでも言うか・・・
もちろん今までも、いつも美しかったのですが、どう表現すればいいでしょう。
本当に神話に出てくる女神か妖精。
そして、慈愛に満ちた眼差し。

昨年の7月、ジャズ歌手で懇意にしていた越智順子さんが43歳という若さで逝って
しまったばかりというのに・・・彼女も癌でした。
大浦さんの病気を知ってから、何度か越智さんの夢を見ました。
向こうの世界にいる越智さんに頼み事をしている夢。
「大浦さんをあなたの力で助けて!!」って。
ところが、11月の上旬だったでしょうか、、、今度は、大浦さんが夢に現れました。
なぜか私の立ち位置とは違う世界に大浦さんが・・・。やはり美しくて慈愛に満ちた
眼差しでしたが、立ち位置があきらかに同じ板の上(ステージ)ではない夢。
夢はおだやかな雰囲気でしたが、あまり歓迎する気持ちになれなかったので、
その夢は見なかったことにしました。思えば、周囲のみんなに気遣いをされる
大浦さんのことだから、挨拶回りもたくさんの人にされたのでしょう。

前々述の日記で「本当のサムライ」と例えましたが、大浦みずきさんはサムライ
のような精神の強さとともに、「本物の女性」でもありました。しなだれたり、
弱々しかったり、そういう女性像ではありません。
気立ての優しさ、思いやりと細かい気遣い、気遣いを相手が感じると逆効果な
場合がありますが、彼女の場合、それを相手に感じさせないさりげなさ。
お見事!
本物の女性です。


もし、彼女が男性だったら、惚れています。(宝塚の男役では、男性としてラブ)
もし、私が男性だったら、彼女に惚れていたでしょう。
そして、女性(一応)の私から見て、女性としての彼女にも惚れています。

今日はこの辺で・・・・
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コメント

なつめさん、、、

なつめさんの訃報に接し、未だ現実のこととは受け止められず、今はなつめさんを知る大勢の方々と想いを分かち合いたくて、毎晩PCの前から離れられずにいます。
そんな中Rica様のブログに辿り着きました。
Rica様もおつらいでしょうに、連日なつめさんのことを語ってくださって有難く思っております。
今年前半の公演を降板されたとはいえ、直に復帰されると信じていたのに、最後となった公演では「命を削りながらステージに立って」いらしたとは、、、

宝塚時代、突然足を引き摺るように出演されていた公演がありました。
後に半月板損傷ということが分かるのですが、そんな状態でも笑顔で踊られる姿が余りに痛々しく、千秋楽までもつのだろうかとハラハラしながら見守った舞台を思い出します。
なつめさん自身はその怪我のことを「ダンサーの勲章」と言っていましたっけ、、、

舞台に全身全霊をこめて生きた真の舞台人「大浦みずき」さん、何よりも舞台を愛し続けた方だったのですね。

でも命だけは永らえていただきたかった、、、
宝塚百周年を祝う舞台で、現役の生徒をポカンとさせるくらいに、誰よりもステキに踊るあなたの姿を観たかった、、、

なつめさん、あなたに出会えて幸せでした。
ありがとうございました。
すべての苦しみから解放された今、どうか安らかにお眠りください。

そしてRicaさん、これからもなつめさんのことを語り続けてくださったら嬉しいです。

秋桜 さん へ

コメント、ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。

歌劇団時代、「大浦さん半月板損傷の公演」は、私も団にいた時代で、リアルにその公演を知っています。もちろん、オーケストラ団員ですから、ステージとの段取り的な関わり方だけですが。
で、確か、復帰されてからの結構すぐな公演が「キス・ミー・ケイト」じゃなかったでしょうか。
これは、確か、あまり激しいダンスシーンがなく、それまでの大浦さんのシーンとしては珍しいくらいの感じだったように思います。が、その激しいダンスシーンがなくても、髭をつけた「男性大浦」が、これまたとびっきり格好良かった!
今はやりの逆ではないけど
「惚れてまうやろ~~~~」
って叫びたくなるくらいでしたよね。

想い出は尽きませんが・・・

ほんと、いまはきっと、身体が自由になって
「やれやれ」って思っておられるかも。。。
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