永遠の男前女王「大浦みずき」お別れ会

昨日、大浦みずきさんのお別れの会でした。
赤で統一された花で飾られた中央の大浦さんの写真は、
白いドレスに白い長手袋。
肖像画のような写真で、気高く、そして、いつもの慈愛
に満ちた微笑みを浮かべていました。

アストロリコは、大浦さん縁(ゆかり)の曲を4曲演奏しました。
「塩・ローソク・シャボン」は父上 阪田寛夫先生作詞の曲で、
何度か大浦さんとのディナーショーやステージも演奏し、阪田先生の
ご葬儀のときも演奏した曲です。
阪田先生のご葬儀のときは、縁者の川口京子さんが歌ってくださいま
したが、昨日も川口さんが涙を堪えて、すばらしく歌ってくださいました。

そして、命を削ってやり遂げたステージで、本当に魂の歌となった
「バーモス・ニーナ」。
これを、大浦さんの歌はみなさんの心の中で聴いていただき、演奏だけで。
「生きて、生きて・・」と大浦さんの声が聞こえてくるかのようでした。

3曲目は大浦さんとのステージで何度も演奏し、またブエノスアイレス
でのレコーディングでも大浦さんが歌った、「忘却」(オブリビオン)。
門奈さんの演奏するこの曲は、仲間の私がいうのもなんですが・・・
どの演奏家のものよりも、魂に訴えかけてくるといつも感じます。
演奏会でも、門奈さんの「忘却」を聴いて、何人ものお客様が泣いて
しまったと言われます。
昨日は、ただでさえ、泣けてくるのに・・・弾いている方も泣けてきました。

そして、4曲目は大浦さんがタカラヅカ歌劇団を卒業(退団することを卒業と
表現します)される千秋楽でのさよならショーでも、また、卒業後も何度も
歌ってこられた「心の翼」をタカラヅカ花組の先輩・同輩・後輩のみなさんが
集まり総勢60名のコーラスで。

注釈:タカラヅカのトップスターが卒業する千秋楽は、本編のあとに特別に
「さよならショー」と称して、短めの特別ショーがつき、卒業するトップスター
をフィーチャーしたショーをします。


この「心の翼」は、大浦さんがトップの時代ではなく2番手のときの作品
「テンダーグリーン」というお芝居のテーマなんですが、メロディーも詞も
とてもよい曲で、私も本公演を1ヶ月近く、毎日演奏していましたが、当時も
演奏するたびに良い曲だなぁ~って思っていた曲です。
そして、大浦さんのタカラヅカさよならショーでも大浦さんのお見送りとして
演奏者の一員として私も参加していました。(当時、宝塚歌劇団オーケストラ
に在籍していましたので)

まさか、20年近く(四捨五入で)たって、再び、大浦さん自身の千秋楽
さよならステージで、また同じように花組のみなさんと演奏してお見送りする
とは、何たることでしょう。
いくら、お誕生日が同じでも、ここまで・・・・。
本当に昨日は、いろいろな感情が複雑にこみ上げてきました。

心の翼のあとは、花組のみなさんもこらえきれずに泣き声を上げられる方も。。
でも、会場から、大浦さん舞台にはつきもの!?の掛け声が絶妙のタイミングで
「お~~~うらっ!!」
がかかり、満場拍手喝采を大浦さんの遺影に捧げました。
あの掛け声の方も、嗚咽をこらえて、よく声を出してくださったものです。
あの声は、宝塚時代から演奏スペースで聞き慣れていて、アストロリコとの
ショーでも何度もお聞きした声なので、あの声でちょっとシャキっとしました。
ありがとうございます。

そして、改めて、美しい男前女王の「大浦みずき」さんとご一緒した日々、
時間、ステージを宝物とし、彼女に心より感謝します。

また、明日から関東公演。
大浦魂を胸にがんばります。




カテゴリー《☆「大浦みずき」メモリアル》 を新しく追加しました。
すでにほかのカテゴリーに入っている、大浦さん在りし日のころの日記
は含まれていませんが、最近のものはここに集めました。
また、おいおい、メモリアルをアップいたしますが、今日はこの辺りでm(_ _)m
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コメント

No title

やはり、昨日アストロリコさん演奏してくださっていたのですね。
私は後ろの方に並んでいましたので、かすかに聞こえてくる歌声の中に、アストロリコさんの演奏が聞こえてきたような気がしていたのです。
先日はじめましてと書きましたが、実際にはなつめさんのコンサートを通して何度もお目にかかり、聞かせていただいています。

あの、遺影を見るのが辛く。。。現実だったんだと思い知らされました・・・。
本当に悔しいです!
でも、またきっと逢えると信じています。

大浦魂で、なつめさんと一緒に歩きだします。
ありがとうございました。

紫陽花 さん へ

私も「紫陽花」さんのお名前をブログ上でも記憶があるような気が・・・
私のことですから、このあたりはアテになりませんが。

でも、きっと、お誕生日をロビーで大浦さんに相乗りしてお祝いしてもらったこともあると思います。
私は、昨日が終わってもまだ、どこかで公演されているような気がしていますが・・

会場に入りきれないファンの方が明治通まで並んでいらっしゃるとお聞きしました。
大浦さん、ほんとうに、たくさんの方々に感動を与えていたのだと改めて思いました。

まずは、大浦魂で歩き出しましょう。
そして、できれば、大浦さんが私たちと一緒にタンゴで世界を広げようとされた、そのタンゴも聴いてやってください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます。

こちらこそ、改めてよろしくお願いいたします。
なつめさんが愛していらしたアストロリコさんの皆様、タンゴ、これからも応援させていただきます。
以前から、ちょこちょことお邪魔させていただいておりましたが、コメント入れるのも気恥しくて。
なつめさんが背中を押してくださったのかもしれません。
ブログ、書いております。
単純なブログですが、よろしかったらまた遊びにきてくだされば嬉しいです。
http://ameblo.jp/ajisai-emaki/
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