着ぶくれて むかし海軍士官かな

永井友二郎先生に、「鈴谷」のオリジナルTシャツを思い切ってプレゼント。こういった形になったものは、人によって「辛い過去のフラッシュバック」に繋がり好まない人もいる。永井先生がどのように受け止めてくださるか不安だったので、昨年の秋に作ったときはお届けするのを遠慮したが、私の知っている限りの方々は沈んだ自分の愛する艦に出会ったような喜びを表してくださったので、勇気を出してお届けしたわけ。
永井先生は、89歳にしてなお現役のお忙しいお医者様にもかかわらず、いつもすぐにお返事をくださる。そして、今回も。
「思いもよらず見事な鈴谷の…(略)…こうして重巡鈴谷を愛してくださる方々がおられること、大きな感激です。…(略)」と寄せる思いのほどを書いてくださり、先生が作られた俳句の中から、亡き戦友をはじめ沢山の英霊を思った句がたくさんしたためられていた。
「けして上手な句ではありませんが、私にとっては大事な句です。」と謙遜されていたが、その一句、一句に戦友を思う深い気持ちが込められ、胸の奥からこみ上げるものを感じた。そして、お礼に、とその中の一句を小さな色紙に毛筆で書いてくださり、色紙の裏には颯爽と航行する重巡洋艦「鈴谷」続いて「三隅」の写真、海軍軍医時代の凛々しい先生の写真とサインが!先生の万感の思いが伝わってきて、見た途端に涙が出た。

着ぶくれて むかし海軍士官かな(色紙の句)
  
*私の大叔父達のことと重なり涙が…
海ゆかば ソロモン島 夏の果

*呉の海を思い出しながら感無量になった句(永井先生オリジナル)
夏雲や 戦艦大和 在りし海

 ↑鈴谷の最後の出撃は、大和も一緒だった。私にとっては、
  「戦艦大和」の部分は、「軍艦鈴谷」にも重なってしまう・・・


先生のミニ色紙は鈴谷に乗艦していた大叔父の側におくことにしよう!
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